現場を任せることで経営に集中、特性を発揮し事業を拡大



私は独立起業以降、ウェルスダイナミクス導入まではジムの経営、運営、そしてトレーナーとしてのカスタマーサポートと、業務の全てを担うプレイングマネージャーとして寝る間も惜しむような日々を送っていました。
そのような状態ではあるものの、フィットネスの事業は安定し、スタッフも増え、組織は成長していく続けていきました。ただ自分の働き方、そして人生を客観視してみると、どうも張り合いのなさを感じていました。
もっとほかに自分にしか出来ないこと、やりがいや生きがいを感じられること、そして使命とも言えるようなものがあるんじゃないか?
漠然とこのような思いが浮かぶようになりました。
そんな時、購読していたメルマガの巻末
『苦手な事を自分でやるのではなく、得意な人に任せる。』
この一節に惹き付けられました。
これは自分のポリシーである
『好きこそものの上手なれ』
『餅は餅屋』
に通じるもので興味を引かれました。
その言葉の先にあったものがウェルスダイナミクスの簡易テストつき講座の告知でした。
半信半疑、どうなんだろう、と思いつつ飛びつきました。
そしてテストを受けて衝撃を受けました。
今でもその時のことは鮮明に覚えています。
強み、弱み、その特性、私そのものがありありと言語化されている。
これまで漠然していた自分のイメージが理論的、整然と説明されていて驚きました。
そして強みが発揮されるシチュエーション、特性がどのように働くかが明示され、いわば自分のトリセツ、手引きとも言えるレポート内容に再現性が高いように感じました。(この再現性の高さがウェルスダイナミクスが「方程式」と表現される所以)
この瞬間に自分についての確信(核心、革新とも言える)、深い自己理解を得たのです。
私のウェルスダイナミクスのテスト結果

テストを受けてみると自分のタイプ、特性がフィットネスジム事業において強みとなるもの、弱みとなるものがハッキリしました。
得意
- グラフの上側、ダイナモという領域
- 新しいことを思いつく、始める
苦手
- グラフの下側、テンポという領域
- チームワーク、接客(空気、人の気持ちを読む)
これはフィットネストレーナーとして衝撃的な結果でしたが、薄々と自覚していたことではありました。
(トレーナーは自分の本領を発揮する領域ではない)
そしてこの結果は公私ともに苦手を強いていた「自分を許す」こととなり心、そしてその強みも解放されたのです。
そしてウェルスダイナミクスを知った時に思いついていたジムへの導入、まずスタッフ全員にテストを受けてもらいました(現在契約時にウェルスダイナミクステスト受験必須)。

この結果にスタッフも私もなんとなく予想はできてはいたものの、驚きを隠すことができませんでした。
一番上に位置するのが私、そしてスタッフは皆下側、これは双方のタイプ、性質が真逆ということを意味します。
これはスタッフ達は前述した私の特性が裏返り、
得意
- チームワーク、接客(空気、人の気持ちを読む)
苦手
- 新しいことを思いつく、始める
となります。
つまりスタッフの皆はカスタマーサービス、そしてパーソナルトレーナーという仕事が向いているということになります。
この事実の認識により、経営者である私とスタッフの間で相互理解が生まれました。
それまではやはり私とスタッフとで噛み合わない、また相容れないところがあり、時にギクシャクするようなことがありました。
これが双方の違いを理解し、それを価値と認めると信頼関係が一変しました。
経営者、スタッフ双方に「許し」が生まれた瞬間です。
私はここで自分の特性を見極め、そしてスタッフを信頼し、現場を任せようと決意できました。
各店舗をマネージャーに任せ私は経営、運営に専念したところ、テスト結果にも変化が起こりました。


グラフの下側がカスタマーサービスなど現場においてその力を発揮する領域となりますが、現場をスタッフに任せ私は上側の経営戦略、新サービス、システムの開発に専念、その結果下側領域のパーセンテージが0%に、より強みとなる上側領域が64%から72%に、その特性、強みにより特化、集中している状態になりました。
これは自分の役割、立場、その責任を果たすことに手応えとやりがいを感じ、活力が増したような感覚です。
そしてこの状態になってから変化を感じるようになりました。
まず、寝る間も惜しむような日々からゆとり、余裕、余白のあるライフスタイルに転じました。
それは時間のみならず、お金についても同じことが言えます。大切なこと、大切なひとにより人生を費やすことができるようになりました。
日々の鮮度が高まり、以前感じていたような虚しさを感じることも無くなりました。
夜眠りにつく時、明日が待ち遠しくワクワクするようになる。
朝起きた時、今日一日を全うしようというモチベーションに満たされている。
このように公私に渡り夢中になってウェルスダイナミクスを実践した結果、人生が変わりました。
自分があの時、あの瞬間に体験した言葉にならない衝撃、感動、これをみなさんにお伝えしたく活動しています。
私との出会いが皆さんにとって人生の節目で思い出すような変化と成長のきっかけとなれば幸いです。



【継続率・顧客満足度向上】お客様サポートへのウェルスダイナミクス活用
- お客様体験時のアンケートにて質問形式によるウェルスダイナミクス簡易テストを実施
- お客様のタイプによって最適な提案、接客対応を行う
- 最適な提案:タイプによる興味、ニーズの違い
- 接客対応:タイプによって受け取りやすい言葉選び(ワーディング)、興味、関心、モチベートに適する提案
- お客様のタイプによって最適な提案、接客対応を行う
- これらを踏まえた入会以降の日々のトレーニングサポート
- フィットネス継続において重要なのは初期の目標を達成すること、それによって生まれた信頼関係を維持、深化すること
- この関係性を深めるカスタマーリレーションシップにおいてお客様のタイプのニーズに最適な応対を行う
- この結果、継続率の向上。10数年毎週通われているお客様に支えらえてジムも16周年(2025年現在)を迎えています
- 弊社Oトレーナー継続率の変化
- 該当月開始のメンバーさまのトレーニング継続、紹介数は新規の内紹介での入会)
経過期間 | 研修前 | 研修後 |
1か月 | 95% | 95% |
3か月 | 73% | 95% |
6か月 | 45% | 87% |
紹介率 | 33% | 55% |
- 品質維持のためのスタッフに対するウェルスダイナミクス研修
- ウェルスダイナミクスをより理解し活用するための定期的なスタッフ研修を実施
- 社内研修に海外から関連する講師招聘もあり