モチベーションは意図して作り出すものでなく自然に湧き上がるもの

経営者の皆さん、こんにちは
高橋友幸です。

今日は…

モチベーションは意図して作り出すものでなく自然に湧き上がるもの

こちらをテーマにお話ししたいと思います。

こないだ経営者のクライアントさんとのセッションで、根源的なモチベーション、と言うテーマが話題になりました。内から湧き出てくる動機のようなものですよね、これって。

何かを成し遂げるにあたり、時には自らを鼓舞し、がんばって奮い立たせて…というかまあ経営者はそんな時ばかりですが、そうやってモチベーションを生み出す必要がある場合もあるでしょう。でもこれってけっこうエネルギーを使うんですよね、消耗が激しく、そして限度がある

一方外的な影響からもたらされたものでなく「自分の」欲求や情熱から生じたモチベーション、エネルギーって底なしなんですよね。子どもの頃、夢中、没入してたらあっという間に日が暮れた、皆さんもそんな経験があるかもしれません。

これがいわゆるフロー状態だったりします。そして冒頭でのお話、

根源的なモチベーションについて

自分の内から生じている欲求や情熱。それを具体的なものでない抽象的な感情としてクライアントさんと深掘っていきました。

クライアントさんのこれまでの人生を振り返っていくうちに出てきた言葉が「くやしさ」でした。

この悔しさ、皆さんの印象はどうですか?
ネガティブ?それともポジティブ?
私たちにとってこの悔しさはとてもポジティブなものでした。

なにくそ、やってやろうじゃないか!そんな反骨精神。これがこのクライアントさんのこれまでの人生の中での問題を突破してきた根源的な精神のエネルギーです。この「くやしさ」はクライアントさんの欲求や情熱と深く結びついています。

またいつかお話しするかもしれませんが、このクライアントさんの情熱、また人生の目的を言語化したものにはこの「くやしさ」が盛り込まれています。

何かを成し遂げるために毎朝自分を鼓舞し、奮い立たせる

だけどどうも力が出ない、力が出たとしてもすぐ消耗し、また明日リセットされた状態で奮い立たせる。今日聞いていただいている皆さんの中でもしこのような方がいたら、ひょっとするとやっていることと自分の本質的な欲求、情熱がずれているかもしれません。

いまやっていることと自分の欲求、情熱が完全一致することはないと思います。ただこれらに明らかに乖離があると、手応え、やりがい、生きがい感がえられないどころか空しさが募ってしまう場合があります。

そうなるといつかいわゆるバーンアウト、燃え尽きる時が来てしまいます。一度燃え尽きると、再び立ち上がるのに時間がかかります。そうなる前に、もし兆しがあったら一度自分自身と対話してみると良いかもしれません。

兆しとは、今やってることにやりがいを感じない、モヤモヤしながらやっている、迷いがあるそんな時です。

自分の内なる、根源的な欲求、情熱はなんなのか?

それを確認し、自分自身が認めること、愛すること。これができると、もし今やっていることとそれがズレていたとしても、やっていることと情熱の関係性を再構築し折り合いをつけることができます。

そして今すぐじゃなくて良い、少しずつで良い

この根源的な欲求、情熱にそって生きると、ムリに自分を奮い立たせなくても自然といてもたってもいられなくなるような衝動が生まれます。これこそが自然とモチベーションが湧き上がっている状態。

もし今日のお話を聞いて何か思い当たるようなことがあれば、3分でも5分でも良い、独りだけの時間を取って自分と対話してみて下さい。ひょっとすると、明日がちょっと変わるかもしれません。

それではまた!

この記事を書いた人

高橋 友幸のアバター 高橋 友幸 ライフフロー株式会社 代表取締役

フィットネスジム経営、教育事業など多数の事業を展開。その全てに「人こそが富」を理念とする理論、ウェルスダイナミクスを徹底活用し事業を成長させている。

また自らのウェルスダイナミクスの特性であるビジョナリーリーダーとしてのエネルギーを発揮し、マジックとも言えるようなイノベーションを起こすことを通じて「社長も社員も自立、自律」したフロー経営へのプロセスをサポートしている。

その他、DJ、武道などサブカルチャーへの造詣も深く、様々な顔を持つ。