経営者の決断力は断腸の思いの積み重ね、選択の筋トレで養われる

経営者の皆さん、こんにちは
高橋友幸です

人は公私に渡って日々様々な決断、選択を迫られて生きています。その数、とある研究によると、人は1日に最大3万5000回もの決断(選択)をしているらしいんですよね。

この選択の積み重ねがその人を作っていると言っても過言ではないでしょう。経営者の皆さんにとってもこれは同じではあるんですが、経営者であるがゆえのシビアーな選択を迫られることも珍しくはないでしょう。

覚悟を伴う選択の責任を負う

これはリーダーとしての役割だったりしますよね。そんな時に求められるのが「決断力」だと思います。

  • 決断力、決断の力というからには、その力には強弱があります
  • 決断力が弱ければ、ここぞという勝負所での判断を誤り事業を鈍化、停滞させる
  • 決断力が強ければ、この先の新たな可能性を切り開くような選択ができる

このように人生や事業の成功を左右する決断力、どうすれば磨き、高められるのか?

人の能力の向上はだいたい筋トレと一緒です

やるべきことを厳選し、それを反復すること。この決断力においてのやるべきことは、断腸の思いというレベルの選択を積み重ねること。

日頃の些細なことでも深く考え、選択に手抜きをしない。選択の手抜きは決断力を鈍らせていきます。

このストイシズムとも言える断腸の思いの積み重ね。これによって養われた決断力は、勝負所でも動じることはありません。これこそが信頼に足るリーダーに求められる素養と言えるでしょう。

1日3万5000回の決断、この全てとはいいませんが、自分が認識するような選択については、その選択の結果はどうなるのか?そしてその結果の責任を負う覚悟、これらを意識して、断腸の思いで選び抜いていく、断ち切っていく、捨てていく……

これによってあなたは信頼されるリーダー、経営者としての決断力を身につけることができるはずです。

それではまた次回お会いしましょう!

この記事を書いた人

高橋 友幸のアバター 高橋 友幸 ライフフロー株式会社 代表取締役

フィットネスジム経営、教育事業など多数の事業を展開。その全てに「人こそが富」を理念とする理論、ウェルスダイナミクスを徹底活用し事業を成長させている。

また自らのウェルスダイナミクスの特性であるビジョナリーリーダーとしてのエネルギーを発揮し、マジックとも言えるようなイノベーションを起こすことを通じて「社長も社員も自立、自律」したフロー経営へのプロセスをサポートしている。

その他、DJ、武道などサブカルチャーへの造詣も深く、様々な顔を持つ。