ウェルスダイナミクスは「人こそが富」をポリシーのもと、その人の価値を最大化することを目的とする理論です。
このウェルスダイナミクスの中でユニークなフレームワークがあります。
人間関係を可視化し関係性から生じる価値を最大化させる(これをレバレッジといいます)ウェルスネットワークというものです。

どのカテゴリ人と繋がり、関係性を深め、価値を交換し、価値を掛け合わせて新たな価値(可能性)を創造していくか?
この人間関係のマネジメント、ウェルスネットワークにひとつセオリーがあります。
それは変化と成長を求めるのであれば真っ先に繋がるべきカテゴリは「アドバイザー」となります。
この「アドバイザー」自分の一歩先を行く事業、人生の成功者、先輩です。
今の自分には持ち得ない知見によって、自分の進むべき道、可能性を提示してくれます。
ただ、あなたにはもっと重要な存在が必要かもしれません。
ウェルスダイナミクスでは、自己価値を精査、成長させる「内的価値」というフレームワークがあるのですが、それらを成し得る土台が「健康」です。
このように書くと当たり前のように感じますが、
しばしば経営者は目的や目標の達成、実現にフォーカスし、自らの健康を置き去りにしてしまう場合があります。
踏まえて、ウェルスネットワークにおいてもまず健康に関わるカテゴリの人との関係性を強固にする必要があると思っています。
セオリーとして言われる「アドバイザー」に先んじて。
それは「支持者」です。
この支持者は自分の価値創造や成功に直接影響をもたらす人手はありません。
精神的な支えや安らぎなどをもたらしてくれる、家族や友人、仲間といった人たち。
(損得抜きであなたの嘆きに耳を傾けてくれる存在…いますか?)
メンタルヘルス、健康に関わる真の重要人物。

でも身近な人たちだからその大切さを忘れがち。
繰り返しになりますが、特に経営者は。
(私も耳が痛い)
前述したアドバイザーは成長や成功の道の指針を示してくれます。
ただ、
方法より健康が先んじる
そして、
情報、方法は取り扱う本人のコンディションで解釈も使われ方も変わる
すなわち、
価値ある情報も本人のコンディション次第で宝の持ち腐れとなる可能性もある
成長や成功に繋がる方法だけ知っても健康でなければうまくいかないかもしれません。
このコラムを読んでみてなにか痛みやモヤモヤを感じたら、
自分にとって本当に大切な人は誰なのか、そしてその人との今の関係性を今一度確認してみると良いかもしれません。