昨日はウェルススペクトルについて講座を行いました。
ウェルススペクトルは「人こそが富」という価値観の元、その「人」の状態を見極めそれぞれの課題を明示、人、そしてその集である組織をマネジメントする強力なツールです。
今回の講座はそのウェルススペクトルについての基本をお伝えした内容であり、興味のある皆さんにも役立つかと思い要素ごとにまとめてみました。
ウェルススペクトルテストで生じる危機
「ウェルススペクトル」はあなたの人としての土台、意識のレベルや社会的なポジションを示す重要な指標です。
しかし、キャッシュフローの状態をベースにした設問からのテスト結果は形式的なレベルを示す結果になる場合があります。
これはテストで見極めたい意識レベルやマインドセットといったその人の状態、価値観など本質的な部分と異なる場合があります。
このギャップを無視すると問題が生じ、それが危機に結びつくこともあります。
ウェルススペクトルはそれぞれのレベルに応じた具体的な課題が明示されます。
真のスペクトルレベルはその課題を克服しているかどうかの「課題のチェック」を通じて見極めることが重要です。
スペクトルレベルと「積み上げ」の法則
スペクトルレベルは「積み上げ」であり、筋トレのような継続的なトレーニングです。
下のレベルの課題は一度クリアしたからといって終わりではなく、一生続くものとして捉える必要があります。
レベルが上がるごとに、これまでの課題も現在のレベル相応の取り組みが求められるのです。
例えば赤外線レベルの「お金の計測」が個人のキャッシュフロー管理なら、グリーンレベルでは会社やスタッフの経費管理といった、より広範な「お金の計測」が必要になります。
ウェルスネットワークとの深いつながり
ウェルスネットワークはあなたの人間関係を可視化、マネジメントする「人こそが富」において重要なフレームワークです。
そしてウェルススペクトルは、このウェルスネットワークと切り離して考えられません。
スペクトルレベルの異なる人は価値観、世界観、興味、関心などがまるで違います。
そういった相手との交流は、人と人とが協力し一人では成し得ない成果を生む「レバレッジ」がむしろマイナスに働く可能性もあります。
レバレッジは双方の価値の掛け合わせにより生じるものですが、スペクトルレベルが低い人が高い人から一方的に受け取る関係性となります。
またその差を超えて関係を結ぼうとする場合、金銭的な対価が必要になることもあるのです(コーチ、コンサル、メンターなどアドバイザーとして)。
成功戦略の転換と内的な変化、成長の必要性
スペクトルレベルが変わると、過去の成功戦略が失敗戦略に変わり得ます。
これは、あなたの内的な価値(情熱、才能、知識、人脈、人格、目的の6要素)が、新しいスペクトルレベルに合わせて「調整」される必要があるためです。
問題は、それが起こった時と同じ意識レベルや思考レベルでは解決できないということです。
プロファイルとスペクトルの関係性
ウェルスダイナミクスというと、その人の特性、性格傾向、強み、弱みといったタイプ診断「プロファイル」のイメージが先立つかもしれません。
ウェルススペクトルとウェルスプロファイルは一体であり、立体的に理解・実践することが不可欠です。
プロファイルが生まれ持った特性を示すのに対し、スペクトルは後天的な選択によって容易に変化するものです。
ウェルススペクトルは、あなたの現在地、明確な目的地、そしてそこに到達するための「抜けているステップ=課題」を明確にします。
知識だけでなく、実践を通じて自分自身と向き合い、真に変わりたいと願う人にとって、プロファイル以上に深く刺さるものとなるでしょう