挑戦する経営者のメンタルマネジメント「ネガティブを捕まえない」

経営者の皆さん、こんにちは
高橋友幸です

日々理想の実現に向けて挑戦し続ける経営者

その過程では良いことも、悪いことも同じくらいに起こります。これはひとにもよりますが、良いことよりも悪いことがクローズアップされるというか、気になってしまう、ずっと自分の中に居座り続け消耗してしまう、こんなケースってあったりします。

寝ても覚めても悪いことにまつわるイメージ、心配事、不安に囚われてしまう
それに関わる人の顔が浮かぶ…

これは成果を上げる、成功のために走る経営者の枷になります。こんな状態でハイパフォーマンスを発揮するのは難しい。

それではどうしたらよいのか、今日はちょっとしたコツというか、ヒケツをお話ししたいと思います。論から言うと……

ネガティブなイメージが浮かんだら、それを捕まえずにふっと消し去る

ネガティブなイメージを自分の中に入れない、捕まえない、心に留めない、手放す

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、カンタンにいうとネガティブなイメージが生じたら、それについて考えないようにするということ。それについて考えることが「捕まえる」という表現になります。

これって意識すると意外と分かりやすくて、ああ、いま私ってネガティブなイメージが浮かんでるな、という気付きがあって、それをそのまま考え続けないことです。

心理的なアプローチに、認知行動療法というものがあります

これは浮かんだ考えや感情を認識し、自動的に反応する前に一度思考を挟み偏見などない自分にとってより良い考え方に修正し、考え方のクセを修正していくものです。

で、今回については、この最初の認識した段階で消しちゃうんです。実際に考え方のクセを直したりする必要がある場合は認知行動療法のアプローチが有効ですが、根無し草のネガティブ感情についてはそれで消耗する必要は無いんです。

具体的なやり方としてはいろいろあって、ひとそれぞれルーティンにすると良いですね。ネガティブなイメージが浮かんだら、深呼吸して一緒に吐き出してしまう、他のポジティブなイメージに切り替えるなどアクションを伴う自分なりのルーティンを作ると良いでしょう。

ちなみに私は呼吸で吐き出します。それが身についているので、吐き出すと忘れてしまったかのようにネガティブイメージが消え去っています。切り替えですね。

ちょっとしたコツのようなものですが、重なるストレス、ネガティブ感情にはコツコツと利いてきます。ネガティブイメージを捕まえて囚われる傾向がある、そんな方は試してみて下さいね。

それではまた次回お会いしましょう!

この記事を書いた人

高橋 友幸のアバター 高橋 友幸 ライフフロー株式会社 代表取締役

フィットネスジム経営、教育事業など多数の事業を展開。その全てに「人こそが富」を理念とする理論、ウェルスダイナミクスを徹底活用し事業を成長させている。

また自らのウェルスダイナミクスの特性であるビジョナリーリーダーとしてのエネルギーを発揮し、マジックとも言えるようなイノベーションを起こすことを通じて「社長も社員も自立、自律」したフロー経営へのプロセスをサポートしている。

その他、DJ、武道などサブカルチャーへの造詣も深く、様々な顔を持つ。