ソース原理に基づく関係性の理解がパートナーシップを健全化
先日参加したワークショップは、私にとって「ソース原理」の理解を深める大きな転機となりました。
この機会はよりソース原理の魅力に触れ、学びと実践を進めていく大きなモチベーションを得ることとなりました。
その内容や思いを先日のクライアントさんとのセッションで共有しました。
その対話の中での双方の気付きを皆さんにシェアしたいと思います。
そのビジネス、誰から始まった?
ビジネスの始祖、期限である中心人物を「ソース」と定めます。
これがあいまいな場合がとても多い。
この曖昧さがしばしば関係性をこじらせたりします。
以前から私はクライアントの皆さんにソース原理を提供しているのでその知識は共有されています。
今回の私のワークショップでの体験を踏まえ、この方の前回のセッションからの1ヶ月間を探究しました。
そしたらですね、
ビジネスパートナーシップにおける依存関係と役割について、決定的な気づきを得たのです。
この方は共同で立ち上げたオンラインサロンにおいて、表向きの主催者(ソースの立場)はもう一方のパートナーの方でした。
しかし、実はコミュニティを「作りましょう」と最初に提案したのがこのクライアントさんだったんです。
このサロン運営においてのイメージ、アイデア、そして思いといったこの取り組みにおいての「魂」とも言えるものはこのクライアントさんが持っていると言えるんですよね。
そのためこのオンラインサロンのソースは、このクライアントさんになるんです。

それが主催者的役割のパートナーの方、それ運営するこのクライアントさんという関係性という観点からパートナーの方が中心人物である「ソース」、クライアントさんがその助けとなる「サブソース」という構造になっていました。
これがこの関係性をこじらせる原因になっていたんですね。
このパートナーの方はなかなか主体的に動くことができず、サロンの運営をクライアントさんに依存的、頼りっきりになっていました。
サロン運営について、自分の選択と行動に責任を持つことができない。
ソース(起源者)はその選択と行動(ソース原理ではイニシアチブと言います)に対して責任を取る必要があります。
ここが大きなポイントです。
これはソース原理の構造を理解していると仕方ないことですが、その認識がないと組織運営はもちろん、関係者の感情のもつれ、こじれを生じさせる原因となります。
(立場、役割の明確化(ソースか、サブソースか)で責任の所在、範囲も明確になる)
立場、役割を再認識したことで、このクライアントさんは改めてパートナーの方にソースの役割を継承し、自身はサブソースとしてサポートする関係を目指すことを決めました。
この瞬間に起こったソース原理に基づく人間関係の確認は、このクライアントさんの今後のビジネス戦略のみならず、人生観にも大きな影響を与えました。
役割を明確にし、健全なパートナーシップを築くこと。
このブロックが外れたことで、このクライアントさんのフロー(人生の流れ)は加速しています。
(今後ご紹介するかもしれませんが著名な経営者の方との新たなパートナーシップなど、驚くような出来事が次々と起こっています。)

